ジェンダーエッセイ |
「私はカラスじゃないですよ」 私は あなたのなんですか? 夫は私を いつもいつも「カーさん カーさん」と呼ぶ 息子の手前も あるのでしょうが・・・ 私は その度に ムッとしてしまう 「カラスじゃあるまいし カーさんカーさんと 呼ばないで・・・ まして あなたを産んだ覚えはさらさらないからかあさんなんかじゃないですよ」 夕食の跡片づけが済み やれやれとホッとしていた時 「カーさん お茶」と 夫の声がする 「お茶なら私にもあなたが入れてよ一緒にいただいてお話ししましょう」 と言うとしぶしぶお茶の用意をしている 私はまた 「カラスでもないし 母さんでもない ただ働きの家政婦でもないよ 少しは私のこと考えてね」と心の中で思う 「あなたは 老後 私に全部まかせて世話になろうと思っているのでしょう」 「そうだよ どうせ男が先にあの世に行くのだから・・・」と夫 「どちらが先に行くか それはわかりませんよ それに あまり家政婦がわりに考えていると バイバイするよお茶ぐらいは気軽に入れられないとこれから先悲惨になるわよ・・ 頑張ってね・・・」 狐と狸の化かし合い的茶飲み話でございました 佐藤 ミチ 大阪府 60代 独立宣言 私がしないと決めたこと 男にこびること 男に従うこと 男に甘えるこ 男に頼ること 男に尽くすこと 男を立てること 自分で決めて自分で行動して自分で責任を取るって あー爽快! あごのやき 島根県 30代 しゃくにさわる 何十年ぶりのクラス会 男性はなぜか しゃくをしてほしいと なれなれしい 近況報告で ワキアイアイと したいのに 匿名希望 大阪府 60代 たたましてもらいます ちょっと前のお話です 「ちょっと洗タク物たたんどいて」 私は「たたんどいたるは」・・ これがいけなかった 「たたんどいたる・・どういうこと これは女のやることと思てるからそんなこというんやろ!」 「たたむわ」・・ 「たたむ」・・ 「たたんだらええんやろ」・・・・ こうなれば もう自分でも言葉が出なくなり 最後に 「たたましてもらいます」・・・・・ なんか自分でもおかしく思い 料理・・センタク・・ 家事は女のするものやということが 心の中にしみこんでるんかなあと反省しました せやけど めんどくさ・・・・ いや めんどうかけてごめんね・・・ 大阪 50代 男性 |