2003年11月15日 |
「大峰山女人禁制」の開放を求める会(仮称)設立準備会結成 |
2003年12月4日 |
第1回世話人会
名称を 世界文化遺産登録にあたって「大峰山女人禁制」の開放を求める会」と決定。
共同代表4名を含む15名の世話人を中心として全国に呼びかけ人を募り、開放を求める署名活動を行うことを確認。 |
2003年12月20日 |
呼びかけ人の募集開始 |
2004年1月12日 |
第2回世話人会
呼びかけ人第一次集約121名 要望書内容の検討 |
2004年2月8日 |
第3回世話人会
呼びかけ人202名 シンポジウム開催の検討 |
2004年2月22日 |
福井良盟大峰山護持院竹林院住職・吉野町町長に、「大峰山女人禁制」についての聞き取り |
2004年2月24日 |
共同代表が奈良県庁記者クラブにて共同記者会見・新聞およびTV取材 |
2004年2月29日 |
第4回世話人会
署名約2000筆を集約 シンポジウム打ち合わせ |
2004年3月14日 |
第5回世話人会
署名約5300筆を集約
シンポジウム打ち合わせ、呼びかけ人および関係機関、報道機関への案内発送、資料作成 |
2004年3月28日 |
シンポジウム「大峰山女人禁制を考える」開催(於奈良県女性センター)
約50名が参加
新聞およびTV取材 署名約7700筆を集約 |
2004年4月4日 |
第6回世話人会
署名12234筆を集約 提出に向けての打ち合わせ |
2004年4月8日 |
大峰山護持院が「女人禁制」継続を発表 |
2004年4月9日 |
署名提出
○内閣府(内閣総理大臣、法務大臣、外務大臣、内閣官房長官宛)男女共同参画局の係官と面会し、「大峰山女人禁制」の現状を説明。
「男女共同参画社会基本法」に則った「伝統、慣習」の見直しの啓発推進について申し入れ。奈良県男女共同参画課に、申し入れの内容を伝えるとの回答。 |
2004年4月13日 |
署名提出
○奈良県庁(奈良県知事宛)生活環境部荒木一義部長、中村美栄子次長、男女共同参画課大石令子課長と面会し、「男女共同参画社会基本法」に則った啓発の推進の必要性および「世界文化遺産」に指定するにあたって男女不平等の場に多額の税金が使われていること等を訴えた。
荒木部長が主に対応し「県としては、男女共同参画の啓発をするのみで、介入できない。当事者間で話し合っていただきたい」「女人禁制は伝統的習慣であり、恥の文化にはならない」と語った。
新聞およびTV取材
○奈良県地方法務局(奈良県地方法務局長宛)次長および人権廃護課長と面会し、「大峰山女人禁制」は人権侵害であることを訴えた。そのことについては一定の理解を示された。 |
2004年4月22日 |
署名提出
○天川村役場(天川村村長宛)大西友太郎村長と面会し、署名を提出。「あなた方の運動には敬意を表するが、女人禁制を差別だと思う人もいれば、そうでないと思う人もいる」と語った。TV取材
○大峰山護持院龍泉寺(龍泉寺住職宛)岡田悦雄住職と面会し、署名を手渡した。 |
2004年4月24日 |
署名提出
○総本山聖護院(聖護院門跡門主宛)宮城泰年宗務総長と雲尾保喜財務部長に面会、「この署名をエネルギーにして『女人開放』にむけて前向きに取り組んでいきたい」との回答を得た。新聞取材
○総本山醍醐寺(醍醐寺座主宛)座主とは面会できず、代理人に手渡す。 |
2004年4月25日 |
署名提出
○金峰山寺(修験本宗管長宛)管長とは面会できず、柳沢真悟副住職に手渡す。
○大峰山護持院喜蔵院(喜蔵院住職宛)
○大峰山護持院竹林院(竹林院住職宛)
○大峰山護持院東南院(東南院住職宛)
○大峰山護持院櫻本坊(櫻本坊住職宛)
以上の4寺院は住職とは面会できず、代理人に手渡す。 |
2004年4月28日 |
大峰山寺が「女人結界門」前に禁制への理解を求める看板を設置 |
2004年4月29日 |
署名発送 国連教育科学文化機関(ユネスコ事務局長、世界遺産委員会宛)、国連経済社会理事会(国連経済社会理事会議長宛)、役講社 |
2004年5月2日 |
第7回世話人会
署名12418筆を集約 呼びかけ人233名
今までの活動の総括と今後に向けての話し合い
☆世話人会としては、今後も会を継続していく方向で次のように提起したい。
共同代表および世話人会を存続するとともに、事務局体制を強化する。
今後の活動として、寺院や地元との話し合いの継続、奈良県および各市町村議会への請願書の提出、奈良県知事への公開質問状の提出などを考えていきたい。 |
2004年5月30日 |
呼びかけ人の皆様へのお礼と報告を発送 |
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(以上 事務局日誌より) |