人権とは ひとつの命をもって生きているかぎり、幸せを願わない人はいません。 ◇ 人が人として幸せに生きていきたいと願う権利 ◇ みんなが幸せに生きるための権利 ひとりひとりが最も大切にしなければならない権利です。 |
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共に生きる社会の実現をめざして 共感と共生の社会 |
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・障害のある人を住みにくくしてきたのは、周りの人たちであることに気づくことが大切です。 | |||||||||||||||
・障害のある人にとって住みよい社会は、だれにとっても住みよい社会です。共感と共生の社会づくりは、わたしたちひとりひとりの課題です。 | |||||||||||||||
・障害の種別や程度には、それぞれ違いがあります。障害を正しく理解し、それぞれの能力を活かした生き方を支援することが大切です。 | |||||||||||||||
○ 障害のある人に対して、同情やあわれみで接している場合があります。 このことは、障害のある人の「いのち」を尊重していることにはなりません。 |
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○ 障害のあるなしにかかわらず、共に生きる人間としてお互いの人権を大切にしていきたいものです。 | |||||||||||||||
住民学習を進めるにあたって ひとりひとりの参加によって、差別解消への努力が積み重ねられていますが、依然として差別は存在しています。 同和問題をはじめ、女性、障害者、外国人などに対する偏見や差別意識と、それを支えている不合理な因習や考え方も根深く残っています。 それぞれの課題をもとに、「人権尊重のまちづくり」について学習を積み重ねていきましょう。 あなたの偏見・わたしの偏見 偏見とは、ある人や集団に対して、誤った先入観や思い込みから、偏ったものの見方や考え方をしてしまうことです。 ・障害のある人に対して、誤った固定観念をもっていませんか? このことが、障害のある人の自立や社会参加を妨げています。 ・障害のある人に対して、「かわいそう、気の毒」といった気持ちで接していませんか? そのことが、「〜をしてあげる」といった態度や行動に現れてきます。 障害のある人にとって、何が障害なりでしょう?
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(この他に、どんなことがあるか話し合ってみましょう。) | |||||||||||||||
※ 障害のあるなしで、その人を判断していませんか? ※ さまざまな交流を通じて、障害を正しく理解し、偏見や思い込みを払い去りましょう。 そして、障害のある人が地域で自立し、自由で幸せな生活ができるよう積極的な支援活動を進めてみませんか。 障害のある人とわたしたちのかかわり ・障害のある人が、意欲をもって自立し、社会参加をしようとしても、それを阻む要因が数多くあるのが現状です。 ・現実には、建物・道路・交通機関などにおける障害のある人の自由を妨げる物理的な障壁や、障害のある人を同じ社会の一員として認めようとしない心の壁も根強くあります。 ・障害のある人が、ひとりの人間として社会生活をおくりたいという願いに、わたしたちは気づいていないのではないでしょうか。 身近な生活から見直してみましよう。 身近なくらしの中で人権問題を考えていきましょう。 ◇ 障害のある人の社会参加が困難なのは、なぜでしょうか? ◇ 障害のある人の就労が困難なのは、なぜでしょうか? ○ わたしたちが育んできた同和問題の解決をめざした営みは、障害のある人の人権を保障することにもつながります。 ○「障害者問題」は、「高齢者問題」などにも通じ、わたしたちひとりひとりのくらしに直接かかわりのあることです。 |
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人権が保障されていないことが差別なのです | |||||||||||||||
ふりかえってみましょう (1) 家族や友だちと、「障害者問題」を話し合ったことがありますか。 (2) 障害のある人に関する法律に、どんなものがありますか。 (3) あなたの家の中で、車いすが利用できますか。 (4) あなたの集落で、バリアフリー化されているところがありますか。 (5) 市内で障害のある人が働いているところに、どんなものがありますか。 (6) あなたには、障害のある友だちがいますか。 (7) 障害のある人とともに生きていくために、わたしたちにできることはどんなことですか。 相手の気持ちが分かり 人間関係が深まります。 人間関係の深まりは 差別のない、住みよいまちをつくるのです。 障害のある人を支援するところとして、次のものがあります。 |
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